人生初のゴール裏

2013年7月10日 J1第15節 vs横浜F・マリノス

それは私がまだ「ピッチリポーター研修中」だった頃のことです。

デビューを控えていた当時、「ゴール裏で観戦出来るのは今しかない!!」と、チケットの取り方を調べて、いざ初観戦したのがキンチョウスタジアムのゴール裏でした。

今思えば、何も知らないのによく行ったなぁと思うのですが…(笑)

周りのサポーターのみなさんに馴染めるようにユニフォームをゲットし、タオルなどの応援グッズを身に着け気合い十分でスタジアムに向かった記憶は今も強く残っています。

当時の私の頭には「開場」などの仕組みが全く入っていなかったので、現地に着いてみると、そこは1番後ろの「ぎゅうぎゅう」なエリアでした。

正直、とても不安な気持ちになりましたが、応援の仕方を教えてもらうなど周りのサポーターの方々から優しい声を掛けていただき、試合が始まったら、本当に楽しい時間を過ごしました!

ゴール裏の一体感に圧倒されたと同時に、「みんなで一緒に声を合わせてって大人になってからしたことがなかったなぁ…」とどこか懐かしい気持ちになったことも覚えています。

選手が口々に言うように、キンチョウスタジアムはサポーターにとってもピッチが本当に近く感じられるスタジアムです。

自分たちの声が選手たちを直接後押ししている感覚となり、ボールも飛んで来たり、選手たちの声が聞こえてきたりと、私もその迫力に大興奮!

試合も2対1でセレッソが勝利し、その結果に「初めまして」の皆さんとハイタッチして喜び合い、うれしさも倍増でした!

最初は「ぎゅうぎゅうだなぁ…」と不安に感じたこの一体感こそが、応援している側を熱狂させ、選手にも大きなパワーを与えるんだと、色々な発見があった「ゴール裏初観戦」。

生まれ変わったキンチョウスタジアムでも、またあの場所に行ってみたいです。