南米サッカー連盟(CONMEBOL)は現地時間の29日、延期されていたコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグをスペインの首都マドリードにあるサンティアゴ・ベルナベウスタジアムで開催することを公式発表した。

南米のクラブNo.1を決定するコパ・リベルタドーレス。優勝チームは12月にUAEで開催されるクラブワールドカップへの出場権も獲得する。

当初は24日に開催される予定だった決勝戦2ndレグだったが、ボカ・ジュニオルスのチームバスをリーベル・プレートのファンが襲撃し、投石でガラスが割れるなどの被害が出た。

試合は25日に延期されたものの、催涙ガスによって選手たちのコンディションにも影響が出てしまったため、ボカ側が試合の開催を拒否。そのため予定はさらに延期となり、アルゼンチン以外の国で開催するということが決定される。

候補地にはパラグアイ、ブラジル、イタリアなどが挙がっていた。しかし今回、レアル・マドリーが本拠地とするサンティアゴ・ベルナベウで開催されることが決定した。

南米サッカー連盟によると、競技場の中立性、周辺インフラの充実、フェアプレー文化の浸透、スペインがアルゼンチン人にとって世界最大のコミュニティ(25万人以上)を持つ国であることなどを理由としている。

試合は12月9日、現地時間20時30分キックオフとなる。

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