メスト・エジル(アーセナル)

アーセナルでジェットコースターのようなキャリアを送っているエジル。天才パサーとしてリーグの主役にあったが、今では脇役となってしまっているのだ。

アーセナル史上最高給の選手でもある彼は、キャリアの岐路にある。ウナイ・エメリ新監督はオフザボールと労働倫理を重視しており、自らのシステムにフィットしない選手を除外することも躊躇わない。

エジルは気分が乗っている時にしか輝かない驕った選手だと言われてきた。彼はエメリが好むシステムにハマらない。ハイプレッシングをしかける今のアーセナルにおいて、エジルは場違いな存在だ。

30歳になった彼はあと数年は輝けるはずで、引き取り手には事欠かないだろう。そのひとつがヴィッセル神戸とされているが…。