■DF/移籍とアクシデントに見舞われつつも

多くの実力者を擁したサイドバックは、右が西大伍、左が山本脩斗というベテランの両名が1番手に。

とはいえ、内田篤人、安西幸輝、伊東幸敏も存在感を示し、ポジション争いは熾烈だった。特に7年半ぶりに帰還した内田は、カップ戦でスターターを任される事が多く頼りになった。

そしてCBは、植田直通が7月にベルギーへ旅立ち、要の昌子源がケガに苦しむなど、難しい局面が多々あった。

その中でも、清水エスパルスから獲得した犬飼智也、7月にサガン鳥栖から加入しすぐフィットしたチョン・スンヒョンの奮闘が目立った。更に、ビルドアップ能力に長ける町田浩樹はリーグ戦8試合で2得点を記録するなど攻撃面でも才能を示した。来季の本格ブレイクに期待大だ。