渡辺皓太(東京ヴェルディ)
神谷と共に東京五輪世代のMFとして注目したいのが渡辺だ。ジュニアから東京ヴェルディ一筋という選手で、2016年に2種登録、2017年に正式にトップチームへ昇格した。
U-15~U-21代表歴があり早くから注目されてきた選手だが、一見するとその特徴はわかりづらい。165cmと小柄だが、パワーと技術を兼ね備えた選手でボディバランスに優れ中盤でボールを奪える選手で自らボールを持つこともできる。運動量も豊富でタフな選手だ。
ヴェルディの下部組織出身というと足技に優れる一方で守備面や小柄でありフィジカル面に難がある選手も多かったのだが、世界基準で見たMF像にふさわしい選手。J1、ヨーロッパへの移籍まで考えるとポテンシャルは非常に高い。
平戸太貴(町田ゼルビア)
今季のJ2でトップの17アシストを記録し、町田の上位進出の立役者となったのが平戸だ。鹿島アントラーズの下部組織出身で、2017年から2シーズン連続で町田へ期限付き移籍をしていたが、来季は鹿島アントラーズへ戻ることが決定している。
両足からの正確なキックが武器のMF。今季の町田ではセットプレーを数多く担当し、そのキックはJ2では頭1つ抜けていた。町田では今季、主に右サイドを務めたが、左サイドやボランチでもプレーでき中盤のポジションならどこでもこなせる力があるのも魅力だ。
U-20代表経験者で東京五輪世代であるだけに、まずはU-21代表チームへの招集もありえるのではないか。
以上、J2、J3からMFの逸材を紹介した。Jリーグは今月から複数のサッカーゲームでも再び取り上げられるようになってきた。自分だけの愛着のある選手をゲーム内で獲得をし育ててみるのはいかがだろうか?