(先日はインテル対ナポリで人種差別事件があった)
「サン・シーロでの人種差別も卑劣なものだ。ミラノの人々がどうかというわけではない。
しかし、あのような憎悪は人々の中に根ざしていて、スタジアムで応援する時にそれを表出させる。
デマゴーグを撒き散らす必要はない。しかし、我々はゼロ・トレランス(わずかにでも容認をしないこと)を必要とするか、あるいはもっと悪い人々に囲まれていることに気づくことになるだろう。
サッカーはこれら全てのことと無関係であり、それよりももっと深刻で複雑な問題だ。憎しみの種はどこにでも撒かれており、それはスタジアムにもある」
(政治の世界に入りたい?)
「私は『あり得ないなんてことは存在しない』ということを学んできたよ。政治家は無私であらなければならない。私はこれまでそうしてきた。
夢を応援する、あるいは人を助けられる何かを切り開いて行きたい。しかし、それがどういうものであるかはまだわからないんだ」
ブッフォンがイタリア社会に物申す…政治家になる可能性も示唆
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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