サッカーは強いの?
1988年のソウル五輪で準々決勝に進出、カメルーンやモロッコ、アルジェリアなどと共にアフリカ大陸のレベルアップ、台頭を感じさせる国の1つであった。
しかし、ザンビアは他の国と違いその後ワールドカップに出場することができていない。それは、長らくガボン航空惨事の爪痕に苦しんできたからだ。1993年4月に起きたこの飛行機事故は乗客30名全員が亡くなり、登場していたザンビア代表メンバー、サッカー協会会長マイケル・ムワペらを失った。
復活の兆しが見えたのは、およそ20年後だ。2012年アフリカネーションズカップで優勝し、クリストファー・カトンゴがMVP、また同代表FWエマニュエル・マユカらと共に得点王にも輝いた。その後のワールドカップ予選では敗退したもののザンビア旋風を起こした。
2014年に日本代表と戦っているが惜しくも敗戦を喫している。2019年のアフリカネーションズカップも予選敗退しており、アフリカでもあまり強いと言えないのが現状だ。
現在の代表メンバーの多くは国内リーグの選手で一部がオーストリア、イスラエル、ロシア、トルコ、南アフリカなどでプレーしている。