日本サッカー史上有数のセンターバックがユニフォームを脱ぐ。
横浜F・マリノスは8日、チームに所属するDF中澤佑二(40)が現役引退することを発表した。
【#中澤佑二 選手 現役引退のお知らせ】
この度、2002年から17シーズン共に闘ってきた中澤佑二選手が、2018シーズン限りで現役を引退することになりましたので、お知らせいたします。#fmarinos #ボンバー pic.twitter.com/gRHZ4MjnYi
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2019年1月8日
中澤はブラジルへのサッカー留学から帰国後、練習生としてヴェルディ川崎(当時)と契約した異色の経歴を持つ。その後、2002年に横浜F・マリノスへ移籍し、17年間レギュラーを務めた。
20年に及ぶ現役生活のなかでJリーグ最優秀選手賞、新人王、ベストイレブン(6度)など輝かしい成績を残し、2003、2004年にはマリノスをJ1連覇に導いている。
J1リーグ連続出場記録199試合、J1リーグ連続フルタイム出場178試合はいずれもフィールドプレーヤーとしては歴代最長となっている。
また、日本代表としてもワールドカップに二大会(2006、2010)、アジアカップに三大会(2000、2004、2007)出場するなど、110試合17得点という記録を残した。
マリノスの公式サイトには中澤のコメントが掲載されている。
「もがき苦しみ、がむしゃらに掴み取ったプロ生活。来年もF・マリノスで現役を続ける選択肢もありましたが、最後は”中澤佑二”らしく、自分の決断を信じ、1ミリの後悔もなくピッチを去ろうと思います」