2016年にアイルランドリーグがオフシーズンになった際、数選手とともにニュージーランドのサザン・ユナイテッドに短期間加入。

数ヶ月間のプレーで印象を残したモロイはその後強豪チーム・ウェリントンに呼ばれ、正式にニュージーランドでプレーを続けることになった。

「UEFAチャンピオンズリーグではレアル・マドリーに勝ってほしかったね。偶然にでもクラブワールドカップで数試合勝てればレアル・マドリーとプレーできる…そんなチャンスを得たほうがよかったからね。

アル・アインにはPK戦で負けてしまった。ただ、あの試合の経験は素晴らしいものだったよ。スタジアムに入った時、何万人ものサポーターがいた。まるでテレビで見たチャンピオンズリーグの夜のようだった。

そして僕は実際にその真っ只中にいた。映画のようだったよ。『こんなところに僕はいるのか』と思い、周り全てを見渡すんだ。

試合は…僕がプレーしてきた中でも最も厳しいものだった。本当にテンポが早い。スピードも速い。アル・アインの選手はとても速く、ボールを上手く扱える。

彼らがボールを失った時には混乱していることがわかった。試合中にそれを利用することは出来たが、思ったほど我々がボールを持つことはできなかったんだ」

「0-3になってから追いつかれて、PKで負けるというのは、ただただがっかりしたね。我々はアマチュアのサッカー選手だが、勝てるだけの資質があると感じた。

クラブワールドカップで活躍したアル・アインのカイオ選手は、FCポルトと交渉しているというね。

僕もこのクラブワールドカップでプレーするのが夢だった。そしてさらにプロサッカー選手になりたい」