「選手としてプレーしながらU-13~17のコーチとして働いているよ。

ニュージーランドのサッカーはそれほど肉体的ではない。アイルランドのリーグよりも長いボールは少なく、フィジカル的な問題も乏しい。

そしてここは暑いからね。いつも走っているわけにはいかない。アイルランドと同じように走ったら、後半では十分なエネルギーを持てない。いろいろな要素が関係しているのだなとわかったよ。

イングランドとアイルランドだけじゃない。地球には間違いなくたくさんの世界がある。

僕が学んだことの一つは、精神的に国外への移動に備えなければならないという点だ。独立して生活する準備、そして異なるタイプの人々と働くことができるようにだ。誰ともうまく付き合うように。

国外に移住するのならば、自分だけではなく他の人々について考えなければならない。

チームに呼ばれるということは、誰かを助けるためである。そう考えなければならないし、それは相互に有益でなければ。

自分がうまくやるためだけに行くのであれば、利己的な理由のみになる。だから多くの人々がホームシックになって帰国することになるのだと思う。

誰にも知られていない場所で暮らすことになったら、友だちを作って、懸命に仕事をしなければいけない。

文化やプレーのスタイルに合わせて自分を調整するんだ。オープンになり、学ぶことを厭わず、心を整わせるんだ。

今季終了後、僕もどこに行くのか、サッカーがどこに連れて行ってくれるのか、よくわからない。自分はただ一生懸命努力して、次の道への準備をするだけだよ」

昨年限りで発展的解消が噂されているクラブワールドカップ。マーケティングは難しいだろうが、このような選手が夢を見ていることも事実である。このままなくしてしまっていいのだろうか…。

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