23:ラミン・レザイーアン

今大会でイランの右サイドバックは攻撃的な選手が揃っている。6番を付けているアハマド・ヌルラーヒーは、昨年ACL決勝で鹿島アントラーズと戦ったペルセポリスのレギュラーだ。

そのヌルラーヒーを抑えてスタメンに定着しているのがラミン・レザイーアン。昨季はベルギーのオーステンデでプレーしていたが、昨年夏にカタールのアル・シャハニヤーへ移籍している。

長身であるが豊かなスピードを備えており、鋭い攻撃参加が魅力だ。もともとウインガーであったためクロスやシュートにも力を発揮する。そのチャンスメイク力に気をつけたい。

その一方で、彼は決して受け身になっても常に輝けるタイプではない。それはヌルラーヒーにも言える。警戒すべきところでありつつ、日本にとっては狙い所にもなるだろう。