今季から本田圭佑がプレーしているオーストラリアのAリーグで衝撃的なプレーが話題になっている。
第16節、ブリスベン・ロア対ウェスタンシドニー・ワンダラーズ戦は驚きの展開に。
勝ちに見放されているチームの同士の対戦だったのだが、後半アディショナルタイムまではウェスタンシドニーが2点をリード。
勝利は間違いないかと思いきや、そこから2点を奪われてまさかのドローに終わってしまった。
しかも、後半アディショナルタイム6分に喫した2失点目は痛恨すぎるものだった(動画1時間59分41秒~)。
ブリスベンが無理やり放り込んだロングボールはノーチャンス。
だが、ウェスタンシドニーGKヴェドラン・ヤニェトヴィッチはラインを割る直前にボールに触れてしまい、相手にコーナーキックを与えてしまう。すると直後のプレーでゴールを決められてしまったのだ。
ボールをそのまま見送っていれば試合は終了し、勝利できていたはずだったのに…。
マルクス・バッベル監督もヤニェトヴィッチが何を考えていたのか分からないとコメントしていたそう。また、後半ATでの2失点というありえない展開にDFタリク・エルリッチも「サッカーをしてきて、こんな経験はしたことがない」とこぼしていたとか。
『Fox Sports』によれば、かつてAリーグでプレーした元GKマイケル・セオは、こう解説していたという。
「彼は少しばかりキザなことをやろうとした。上げた足の下にボールを通そうと考えていたのだろう。
彼を気の毒に思うよ。85分間は素晴らしかった。
素晴らしいセーブもあったが、時にああいうミスをやる。
ああいうのはヴェドランらしくない。彼は素晴らしいGKだ。
だが、少しばかりキザなことをやろうとするミスがある、自信過剰なね。
ボールを割らせるだけでよかった。2-1で勝ってた。
(何もせずにボールを)そのまま行かせて、時間をとり、ゴールキックになる、それで終わりだった」