バシャム・ヒシャム・アル・ラーウィ
アルマエズ・アリとともにカタール代表としての出場資格がないのではないかと噂されているイラク出身のバシャム・ヒシャム・アル・ラーウィ。父親はかつてイラク代表でプレーした選手だった。
アル・ラーヤンの下部組織で育成された選手で、175cmという身長でありながらもセンターバックとして起用されている。その理由はパスサッカーを後方から組み立てられるタレントだからだ。
パートナーとなるタリク・サルマンとともにビルドアップを行い、時には自らドリブルで持ち上がって攻撃の起点となる。セットプレーではキッカーとして鋭いシュートを放ち、積極的にゴールを狙ってくる。
レバノン戦、そしてイラク戦でフリーキックを決めており今大会は絶好調だ。イラン戦のように自陣でのセットプレーを取られすぎると極めて危険だ。