ルイス・スアレス(2011年)
近年最高のストライカーのひとりであるスアレス。リヴァプールとバルセロナ史上においても最高の選手のひとりだろう。
リヴァプールに在籍したのは、3年半。それでもレジェンドのひとりに数えられるという事実は、彼がいかに強烈なインパクトを残したかという証拠だ。
フェルナンド・トーレスが去った2011年冬、アンディ・キャロルとともにレッズ入り。偉大だったエル・ニーニョの後を継ぐのは誰にとっても大仕事だ。キャロルが悲惨な結果に終わる一方、スアレスは神の子の存在を忘れさせるほどの活躍を披露。ファンから崇拝される新たなヒーローとなった。
人種差別騒動や噛みつき事件がありながら、2013-14シーズンにはほぼ独力でチームの優勝争いを牽引。最終的には133試合82ゴールをマークし、バルサへと旅立って行った。