『Daily Mail』は21日、「チェルシーと前監督アントニオ・コンテ氏との裁判がスタートした」と報じた。

昨季終了後に契約を1年残して解任されることとなったアントニオ・コンテ氏。しかし、その退任劇は有効的なものではなかった。

コンテ氏の側は、「クラブが一方的な理由によって解任した」と考えており、残りの給与900万ポンド(およそ13.06億円)全額の支払いを求めている。

一方チェルシーは、ジエゴ・コスタ(現アトレティコ・マドリー)らとの衝突などでコンテ氏に落ち度があったとして、給与全額の支払いを拒否していた。

その審理については木曜日にスタートし、3人の仲裁人によってコンテ氏に支払われるべき金額が話し合われる。

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ただ、どちらかの当事者が審理の結果に納得しなかった場合には高等裁判所に上訴することができるため、今週結論が出るわけではない。

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