『Tuttomercatoweb』は28日、「かつて名FWとして名を馳せたダリオ・ヒュブナー氏は、イタリアは若い選手を同時に使いすぎていると話した」と報じた。
かつてチェゼーナやブレシア、ピアチェンツァなどで大きな活躍を見せたヒュブナー。30代になってからセリエAでブレイクし、44歳まで下部リーグで現役を続けたことで知られる。
「バイソン」と呼ばれるほどに得点への意欲が高いクラシカルなストライカーだった彼は、今のイタリアの選手起用について言いたいことがあるようで…。
ダリオ・ヒュブナー
「ファビオ・クアッリャレッラが得点ランキングのトップにいるのを見るのは嬉しいね。
イタリア人がそこにいるのはいつも素晴らしいことだ。彼はたくさんのゴールを決めてきた。サンプドリアがそのようなポジション、役割で起用してくれたからね。
イタリアには多くの若いタレントがいる。しかし私の見解では、若手が同時に起用されている数が多すぎると思うね。よりターゲットを絞ったほうが賢い。
例えば、フェデリコ・キエーザだ。彼は間違いなく進化できる非常に優れた選手であるが、あのポジションで最高のイタリア人選手か?とは言えないよ。悪くはないがね。
サンドロ・トネッリも非常によくやっているが、経験を積んでいく必要があるね。
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セリエBの選手を一流クラブの火のなかに投げ入れて、その燃え尽きた灰を捨ててしまう。そんなことが多すぎる。
成長のために2~3年は少なくとも与えてやるべきだ」