(どうやって次の試合の準備をする?)
「相手しなければならないFWのビデオを用意してもらうよ。彼らがやりたいことは何なのか、詳細を見る。ドリブル、動き、個々のアクションへの判断、どっちの脚がどれくらい得意か、中に行くのか外に行くのか…。
例えば、リヴァプールのロバートソンだったら、通常は中を向いていく。フィルミーノなら、最優先はポストプレーで、次に選択するのが攻撃…できる限りの情報を得たいんだ」
(分析は助けになる?)
「もちろんだよ。通常は家で一人でやる。iPadを使って、僕に起こったことを全て分析する。ホテルであっても、一人で集中してね。
特に注目するのは、自分のエリアで影響力を発揮する選手だね。トッテナムならエリクセン、レアル・マドリーならベンゼマなど。
そしてメモを取ることはないんだ。僕はビジュアルだけで記憶する。彼らがどこに行きたいのか、どうやれば苦しめられるか」
(そのようになる?)
「僕は試合がどのように進み得るか、プランを作るんだ。もちろん、ときにはそうならないこともあるけどね。想定していたことが起こってほしいと思うけども、それがサッカーってものさ(笑)
トッテナムのルーカス・モウラと対戦したときは、彼が左足を少し苦手としていて、右足に持ちたがる選手だと知っていたから、それをさせないようにしたよ。情報を得ることで、何らかのアドバンテージを得ようとしている」
「分析好き」のバルセロナDFラングレ、予想が大失敗した試合を告白
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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