大会前の準備が上手く行っていない

世界の強豪として知られているアルゼンチン代表であるが、コパ・アメリカの前に行なわれた直近の10試合で4敗、1引き分け、5勝だ。これはこのクラスの国にとってはかなり悪い成績だ。

さらに、勝利できた相手はイタリア、ハイチ、ナイジェリア、モロッコ、ニカラグア。イタリアを除けば勝って当然と言える格差マッチだった。

負けたのはクロアチア、フランス、スペイン、そしてベネズエラ。しかも失点数が4試合で16である。もはや弱小チームのような守備だ。

親善試合でニカラグアとモロッコには勝利してコパ・アメリカに臨むことにはなったが、この1年でアルゼンチン代表が見せた残酷なフォームは、大会での失敗を予期するものになっている。