メイソン・マウント(チェルシーMF)

今季若手選手を頼りにするはずのチームのひとつがチェルシーだ。

彼らはこの夏を含め2つの移籍市場での補強が禁止されている。また、エースだったエデン・アザールがレアル・マドリーへ移籍したことで破壊力が低下。ゴンサロ・イグアインを買い取らなかったことで、最前線のオプションはオリヴィエ・ジルー、ミチ・バチュアイ、タミー・エイブラハムのみなのだ。

その一方、補強禁止処分によって、若手はチャンスを得られるかもしれない。

そのひとりは、昨季ダービー・カウンティでフランク・ランパード監督のもとでプレーしたマウントだろう。

ダービーのプレーオフ決勝進出に貢献した20歳の若武者はポジション獲得を狙っている。

ラムズでは9ゴール4アシストを記録しており、中盤から得点を提供できる存在だ。それは昨季のチェルシーに欠けていたものでもある。