34歳という年齢でありながらも、未だに世界最高クラスの能力を維持しているクリスティアーノ・ロナウド。

かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていた時には細身のドリブラーであったが、今や筋肉質のストライカーに変貌している。

そして「練習の虫」として知られるロナウドは食事にもこだわりがあるという。『FOX』によれば、ユナイテッド時代の同僚パトリス・エヴラがAmazonプライムで配信された『Back of the Net』で以下のように明かしたそう。

パトリス・エヴラ

「ある日の練習の後、ロナウドは私を昼食に誘ってくれた。とても興奮したよ。どれだけいい食事を用意してくれるのかとね。激しい練習だったから。

彼の家に行ったとき、テーブルにはサラダと、味のついていない鶏肉と、水があった。パンはないし、ベーグルもない。なにもない。

食べ始めたとき『そうか、メインコースはこのあと来るんだな』と思ったが、何もなかった。

そしてロナウドは言った。『じゃあ、庭でツータッチプレーをしようか』だから、我々はサッカーをし始めた。『ひでぇランチだな』と思ったよ。

その後、彼は『泳ぎに行こう』と言うんだ。私は『分かった、食事が終わったばかりだから、プールの中で吐きたくないよ』と答えたよ。

私がゆっくりと泳ぎ始めたら、ロナウドはオリンピック選手のように泳いでいたよ。それが終わると彼はこう言った。『サウナに行こう』と。

私は『待ってくれクリスティアーノ、素敵なランチをすると言っていたのに、これじゃ2回目の練習じゃないか』と伝えたよ」

「王様のように扱うと誓ってくれるまで、彼の家には行かない」というエヴラ。ロナウドがどれだけストイックかを表すエピソードだ。

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