チームメイトへの脅迫騒動などによって、フランス代表から事実上追放されたカリム・ベンゼマ。
ただ、レアル・マドリーで存在感を取り戻しており、代表への復帰説が浮上している。
そうした中、フランスサッカー連盟の会長がその可能性を完全に否定したようだ。『RMC Sport』によれば、こう発言したという。
ノエル・ル・グラエ(フランスサッカー連盟会長)
「ベンゼマは偉大な選手だ。彼のクオリティを疑ったことは一度もない。
さらに、レアルでも自分がそのポジションにおける最高の選手のひとりであることを証明している。
だが、彼のフランス代表での冒険は終わった」
ベンゼマはこれに対し、SNS上でこう綴った。
カリム・ベンゼマ
「ノエル、あなたは監督の決断に関与するつもりはなかったと言ったはずだ!
自分の代表キャリアを終わらすのは僕にしかできないことだと分かってくれ。
もし僕が終わったと思っているなら、僕がプレーする資格がある国のひとつでプレーさせてくれ」
アルジェリアにもルーツを持つベンゼマだが、現行のルールでは代表鞍替えはできない。