アダマ・トラオレ(ウォルヴァーハンプトンMF)

バルセロナのカンテラ出身である彼は17歳の時から期待されてきた。そのキャリアは期待通りにはならなかったが、ここにきて復活を遂げている。

その能力に疑いはなかったものの、判断力やゴール・アシストに欠けるきらいがあったアダマ。1試合のなかでもムラがあるため信頼できない選手となっていたのだ。

アストン・ヴィラは彼の才能に賭けたが、プレミアリーグでは輝けず。だが、移籍したミドルズブラで評価が上昇。そして、2018年にプレミアリーグへ復帰したウルヴスが彼を引き抜くことに。

当初は爆発的スピードで相手を蹂躙するスーパーサブとして起用されていたが、ヌーノ監督のもとでついに主力の座を射止めた。

マンチェスター・シティ相手に見せた圧巻のスピードが話題になったほか、今季は何度も違いを生み出している。怪我のために辞退することになったものの、スペイン代表への初招集は彼がどれほど成長したのかを示す例だ。