悲願であるプレミアリーグ初優勝を目指すリヴァプール。26試合を終えて無敗(25勝1分)と圧倒的な強さを見せている。

プレミアリーグでの無敗優勝といえば、2003-04シーズンのアーセナルだ(26勝12分)。インヴィンシブル(無敵)と呼ばれた当時のチームは最終的に無敗記録を49試合にまで伸ばした。

無双時代のティエリ・アンリの一撃がこれ(以下動画20秒~)。

キレがおかしい…。

では、当時のアーセナルと今のリヴァプールが対戦したら、一体どうなるのか。インヴィンシブルの一員だった元ドイツ代表GKイェンス・レーマンが持論を展開した。

元アーセナル守護神は、ベルリンでの『Laureus World Sport Awards』でこう述べていたそう。

イェンス・レーマン(元アーセナルGK)

「リヴァプールは素晴らしいストーリーだ。

インヴィンシブルチャンピオンになるための全ての材料が揃っているよ。

彼らは素晴らしいチームだ、本当によく組織されている。そして、たまにちょっとした運もある。

でも、これは批判ではないよ。当時の我々も幸運だったし、幸運を得るためにハードワークをしなければいけないと私は信じている。

今の彼らにはインヴィンシブルになるチャンスがある。

それを止めることができるチームは、マンチェスター・シティだけだと思うね」

「プレミアリーグはかつてほど強くないと言える。

彼らの成功から何かを奪うことはしたくない。間違いなく偉大なチームだからね。

ここまで引き分けが1試合しかない事実がこの偉業をさらに特別なものにしている。

我々は引き分けが12試合あったが、ほとんどは優勝を決めた後のものだった。ホワイト・ハート・レーンで優勝するまでは無敗になることは考えていなかった」

「(当時の)我がアーセナルが今のリヴァプールを打ち負かすと思う。

簡単ではないけれどね、だが、我々が勝つだろう。リヴァプールよりも一級品の個人がいたからね。

比べるのはとても難しい。だが、我々が持っていた個人の質とスピードを考えば、我々が勝るだろう」

今のリヴァプールも素晴らしいチームであり比較は困難としつつ、当時の自分たちが勝っていただろうと見ているようだ。

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