4位:ディエゴ・ミリート

2006年の2月、コパ・デル・レイで驚くべき快進撃を見せたレアル・サラゴサ。アトレティコ・マドリーを敗退させ、バルセロナを撃破し、準決勝まで進出した。

そこで対戦することになったのがレアル・マドリーだった。1stレグをホームで迎えたサラゴサは、なんとここで6-1という歴史的な勝利を収めることに成功した。

後にジョゼ・モウリーニョのインテルで活躍するアルゼンチン人FWディエゴ・ミリートは、この試合でなんと4ゴール。素晴らしい右足のフィニッシュで2発、ヘディングで2発だ。

2ndレグでは0-4で敗れたものの、サラゴサは2試合合計6-5で決勝へと進出した。アトレティコ、バルセロナ、レアルに勝った彼らがファイナルでエスパニョールに敗れたことは、あまりに残酷すぎる結末である。