41歳になった今も現役でプレーしている横浜FCの中村俊輔。彼を世界的に有名な存在にしたのはスコットランドの名門セルティック時代だろう。

特に2006-07シーズンは別格で国内ではリーグの躍進を牽引し、CLではマンチェスター・ユナイテッド相手に2本のFKを決めるなどサッカーファンに「ナカムラ」の名前を強く刻み込んだ。

極め付けは、ちょうど13年前の2007年4月22日に行われたキルマーノックとの一戦で決めたこれ!

今も胸が熱くなる…!

勝てば優勝が決まる一戦だったが、1-1のまま後半ATに。しかし92分、中村は自ら獲得したフリーキックをファーサイドに決め、チームをリーグ連覇へと導いたのだ。

「フリーキックの際にGKがどう動くのか見ていたから、彼がニアに寄せることは分かっていたよ。だから遠いほうを狙ったのさ」

普通ならニアを狙う角度だろう。しかし中村は、終了間際という疲労困憊の時間帯にも相手GKの癖を冷静に分析し、最高のキックで栄光を勝ち取ってみせた。

【関連記事】「神の左足」を持っていたバルセロナの5名

この場面は今もセルティック・サポーターの間では語り草で、今回クラブがアップした動画には「伝説だ!」「今でもはっきり覚えている」といった英語での称賛コメントがたくさん寄せられていたぞ。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら