4月22日はACミランに黄金期をもたらし、ブラジル代表で10番を付けたカカの38回目の誕生日だ。

21世紀で最も優れた選手の一人である彼の全盛期は完全無欠にも近く、ピッチの中央を光りのような速さで駆け抜けるドリブルは見る者に衝撃を与えた。

伝説となっているのが、若き日のリオネル・メッシを“子供扱い”したこのプレーだろう。

えげつない速さ…。

こちらは2006年9月3日に行われたアルゼンチン対ブラジルの親善試合。同年のワールドカップで優勝を逃したブラジルが、ドゥンガを新たな指揮官に迎えて2戦目の試合だ。

アルゼンチンはコーナーキックをブラジルにクリアされ、後方で待機していたメッシが拾おうとするもミス。これを奪ったのがカカだった。

ドリブルを開始したカカは、あのメッシがまるで鈍足に見えるような速度で瞬時にして置き去りに。そのまま独りで長距離を持ち運び、ゴールを奪ってみせた。

ブラジルはこの試合で宿敵アルゼンチンを3-0と粉々に粉砕。カカを10番に据えたセレソンは南米予選、2009年コンフェデレーションズカップを圧倒的な強さで制し、2010年ワールドカップで大本命に押されたがベスト8で散っている。