かつて世界最高峰の守護神として君臨した元オランダ代表GKエドウィン・ファンデルサール。2メートル近い長身ながら足技と知性を併せ持ち、長年に渡って活躍を続けた。

ただ、ルイス・ファンハール監督の存在がなければ、彼は埋もれたままだったかもしれない。『Ziggo Sport』でこんな話を明かしていたのだ。

エドウィン・ファンデルサール

「(その存在は)とても重要だった!ルイスがいなければ、自分はアヤックスでプレーしていなかったと思う。

彼は友人たちと月に一度トランプをプレイしていた。自分がいたVVノールトワイクの監督も仲間のひとりだった。

監督はこう言ったんだ。『ルイス、君は見に来るべきだ。うちにはアヤックスでもやれるいい右ウィングとGKがいるぞ』ってね。

うちの監督はちょっとビッグマウスだったので、ルイスは「いいから、カードをよこせ」と告げた。

それでも、監督は『ルイス、俺を信じろ。君がすべきなのは…見る来ることだ』と食い下がった。

すると、彼はそうしたんだ。

1週間後にアヤックスから自分に手紙が届いた。トライアルの誘いがね」

当時アヤックスのアシスタントコーチだったファンハールとノールトワイクの監督が偶然トランプ仲間だったことから、トライアルに至ったという経緯があったそう。

アヤックスに引き抜かれたのは19歳という比較的遅い年齢だったが、この偶然の繋がりがなければ、そのまま埋もれていた可能性もあったのだろうか。

そのファンデルサールがアヤックスで見せた神セーブがこれ!

デカいのにこの身のこなし!

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この彼が19歳までは眠れる逸材だったとは…。

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