何度か怪我を繰り返しても、常に監督は僕とコミュニケーションを取ってくれた。そしてついに戻ることができた。
クロップ監督自身が選手時代に前十字靭帯を負傷していたから、僕が経験していることを理解してくれたんだ。
彼は僕にとって強烈な存在だ。なんども難しいケガを抱えてきたが、常にそれを理解してくれたし、対話を欠かさなかった。
ありがたいことに、僕は今までたくさんの試合で経験を積むことができた。監督が忍耐を見せてくれたことに感謝している。そのような厳しい時を過ごしている間は、もう一度チャンスが来るかどうかもわからないものだからね。
だから、信頼を見せてくれたクロップ監督には永遠の借りがあるんだ。
彼は信じられないほどの監督であり、信じられないほどの人間でもあるよ。人間として毎日をどう生きるか、サッカー選手としてどのような態度を取るべきか、多くのことを学ばされた。
しかも彼は人間らしい男で、話しかけづらかったり、近づきづらかったりする遠い上司のようには見えない。親しみやすい人物で、全員にとってのお手本なんだよ」
今ではこのようなファン・ダイクとの対談も行われるほどに重要な選手となったジョー・ゴメス。
6点とれば勝利のクイズはなんと5対5に!最終的に勝ったのはどちらか…。
ともかくリヴァプールにやってきてから最悪のタイミングでケガをしてしまったジョー・ゴメスであるが、そこでユルゲン・クロップと出会ったことが大きな転機になったようだ。