――『Nike Flight』は「エアロスカルプト」という溝があり、ブレにくい作りになっているそうです。その効果は感じられましたか?
原「僕たちFWはむしろ“ブレさせたい”ほうなので、なんとかこのボールでもブレさせるようなキックを蹴ろうとするとは思うのですが…サッカーボール一つとってもそういった改善がどんどんされているんだなと感じます」
福田「すごくインパクトがしやすいですね!キーパーからのロングボールがぶれてくることがあるので、DFとしてはそれがなくなると処理しやすくなります」
堂安「アタッカーとしてはインステップで蹴るときにたまたまブレたりして助かることもあるんですけど(笑)。キーパーならミスキックしてもブレないですし、キックのスピードは出ますね」
――この“溝”がタッチに影響するのでは?という声もありましたが、違和感などはありませんでしたか?
堂安「素直に言えば、自分はまだ軽いのが多少苦手な部分があって、タッチが大きくなりそうだな…という雰囲気はありました」
原「タッチで違和感はないですね。ただ、色が真っ白なので、回転が見えないことがあるかもしれません。どのように飛んでくるかが読みづらくなるかなと思います」
――反面、ストライカーにとってはそれは魅力的な部分にもなり得ますね。
原「そうですね、それは自分がどれだけ操れるかだと思います」
――おこしやす京都ACは今年のJFL昇格が目標です。最後にファンへのメッセージをお願いします。
原「まずは天皇杯予選があるので、そこでしっかり勝つこと。リーグも始まるので、そこでも勝ち続けるというのが昇格に向けての絶対的なミッションになります。しっかり初戦から勝っていきたいです」
福田「試合数も少ないですし、トーナメントの気持ちで臨みます。かならず一つ一つを落とさないようにしたいと思います」
堂安「天皇杯予選を勝つことはもちろんなのですが、試合が延期延期になってサポーターの方を待たせてしまっているので、その分リーグを勝つことはマストです。勝利プラス楽しんでもらえるようなサッカーができればいいなと思っています」
――ありがとうございました!
おこしやす京都ACが所属している関西サッカーリーグは、新型コロナウイルスの影響により開幕が大幅に延期されることになった。
開幕戦は8月22~23日に行なわれ、おこしやす京都ACは8月23日の14時から橿原公苑陸上競技場(奈良県)でポルベニル飛鳥との試合を戦う予定となっている。
また、8月16日には天皇杯の京都府予選となる「京都FAカップ」の準決勝を控えており、ようやく本格的なシーズンのスタートだ。
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元Jリーガーを数多く擁するおこしやす京都ACやTiamo枚方をはじめ、アルテリーヴォ和歌山、Cento Cuore HARIMAなど、注目チームがひしめく関西サッカーリーグ。
今季はわずか7試合しか行われない短期決戦となったが、ぜひ注目して欲しい。