香川真司が今季からプレーするスペイン2部のレアル・サラゴサ。一時は昇格レースのトップにいたが、シーズン終盤に大失速してしまった。

最終的に3位となったことで、最後の昇格枠をかけたプレーオフを戦うことに。ただ、その昇格プレーオフでは大エースを欠くことになるようだ。

『Marca』などによれば、ワトフォードがコロンビア人FWルイス・スアレスのローン期間を延長しないことを通告してきたという。

ワトフォードからサラゴサに貸し出されたルイス・スアレスは、今季19ゴールを叩き出す大活躍を見せた。その凄さが分かる圧巻ゴールシーンがこれ。

本家顔負けの決定力!

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リーグ3位の得点力(42試合で59得点)を誇るサラゴサだが、そのおよそ3割は彼が決めたもの。ルイス・スアレスへの依存度は高く、彼に次ぐ得点を決めた選手のゴール数は5に留まっている。

プレミアリーグから降格してしまったワトフォードは、8月5日までとなっているスアレスのローン期間を延長しないと通告。これにサラゴサは激怒している。

クリスティアン・ラペトラ(レアル・サラゴサ会長)

「これは大会の整合性への攻撃だ。試合日程や相手は分からないが、サラゴサは危害をこうむっている。

数時間前にワトフォードが8月5日までとなっている契約の延長交渉を拒否するという知らせを受け取った。選手は留まりたがっている事実にもかかわらずだ」

また、こういったことを防ぐための措置が講じられていないのは理解できないとも表明している。

サラゴサは6位エルチェとのプレーオフ準決勝に勝利すれば、決勝でアルメリアとジローナの勝者と対決する。ただ、プレーオフの日程はまだ決まっていないようだ。

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