これまでも先進的な取り組みを行ってきたオランダサッカー界。オランダサッカー協会(KNVB)が新たな方針を発表した。

2020-21シーズンから女子選手を男子リーグでプレーさせる実験的な取り組みをスタートさせるという。

初めて男子のトップチームでプレーすることになったのは、19歳の女子選手エレン・フォークマさん。彼女は来季から男子アマチュアチームであるフォアルトのトップチームでプレーする。

オランダでは1986年から女子と男子をミックスさせる試みを導入してきたそう。女子は最年少からU-19まではミックスでのサッカーをプレーできるものの、それ以上になると女子はカテゴリーBへ行かなければいけない(男子はカテゴリーAへ)。

KNVBは今回の結果を見て、カテゴリーAで女子と男子をミックスさせることを許すか、それを恒久的に許可するかを判断するとのこと。

5歳から同クラブに所属しており、ユースでもプレーしていたというエレンさんはこんな選手だ。

彼女は「このチームでプレーを続けられるのは素晴らしいこと。ここで5歳の時からプレーしてきたし、もし来季からこのチームでプレーできなかったら残念なことでした。かなりの挑戦ですが、よりワクワクしています。私がチームに残れることに同僚たちは熱狂的に反応してくれました。どうなるか分からないけれど、この実験に参加できるのはとても嬉しいです」などと話している。

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エレンさんがプレーするのはオランダ国内で9部・10部相当のアマチュアリーグのようだ。

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