リュドヴィク・ジュリ

当時まだ28歳だったフランスの小兵ウイング、リュドヴィク・ジュリ。リオネル・メッシがトップチームに定着するにあたって、もっとも割を食った選手でもあるだろう。

だが、ジュリもメッシのプレーに感銘を受けたという。『Sport』のインタビューに語ったところによれば…。

「メッシはわずか16歳だったが、練習で我々全員をボコボコにした。彼を蹴り倒して嘲ったりもしたが、彼は何も言わずにプレーし続けた。すべてのプレーが危険で、すごかった。4人をぶち抜いてゴールを決めていたよ。レギュラーのセンターバックですら緊張するほどで、メッシにかなり激しく行ったが、それもものともしない。メッシはエイリアンだった」

なお、この試合でジュリはハーフタイムに交代となり、アンドレス・イニエスタが投入されている。