パオロ・マルディーニ
守備大国イタリアの歴史上でも“最高のDF”の一人に数えられるパオロ・マルディーニ。
非の打ち所ない完璧な選手であり、若くして「世界最高の左サイドバック」としての地位を確立したが、フランコ・バレージの引退やミランDF陣の崩壊などが重なり、1990年代後半辺りからセンターバックを主戦場に移した。
(マルディーニは2つのポジションで世界最高峰に上り詰めた稀有な選手だ)
転向後もその圧倒的な守備能力と統率力に磨きをかけ、彼に牽引されたミランはチャンピオンズリーグを2度(合計では5度)制している。