新天地で知将が命じられたミッション

一方、C大阪での2年間を終えたロティーナは、来季から清水エスパルスを率いることがリリースされている。国内での実績を評価され、早速声が掛かった形だ。

昨季の清水は、総失点がリーグワーストの70と守備の課題が顕著であり、失点の多さが16位に終わった主因となっている。この課題を解決するという明確なメッセージが、新監督決定のリリースから読み取れる。

際立ったのは、新監督の選定だけではない。

新守護神候補として、現役の日本代表で言わずと知れた実力者である権田修一を迎え入れたのを筆頭に、ロティーナの教え子であり、サイドを中心に複数の守備的なポジションをこなす片山瑛一、同じく守備のマルチロールである原輝綺、前所属の大分トリニータでは腕章を託され、DFリーダーとして堅実な守備でチームを支えていた鈴木義宜ら即戦力のタレントを続々と獲得しているのだ。

清水に加入した権田修一

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新天地で知将がどのようなチーム作りに着手するのか。そして大型補強により、清水がどのような変貌を見せるのか。2021年シーズンは大いに注視していきたい。

written by ロッシ

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