新型コロナウイルスの影響によって大きな打撃を受けているサッカー界。それは観客を入れられない興行面だけでなく、放映権料の方でも打撃となっている。

フランス・リーグアンでは放送局の電撃撤退によって急遽再入札を行うことが決まっており、影響は数年間に渡って続く可能性が高くなっている。

そして今回、イングランド・プレミアリーグも放送局との間で裁判を抱えることになったようだ。

相手となっているのは中国の放送局PPTV。この両者は3年間の契約を結んでいたが、10月にそれが解除となった。

その理由は「PPTV側が最初の支払い分である1億6000万ポンド(およそ226.5億円)を支払わなかったため」と説明されている。

そして、プレミアリーグはPPTV側に対して損害賠償1億6500万ポンド(およそ233.5億円)を要求する裁判を起こしていた。

しかしながら、逆にPPTV側は今回プレミアリーグを相手取って裁判を起こし、損害賠償8600万ポンド(およそ121.7億円)を請求することにしたという。

『The SUN』によれば、中国側は「1億2800万ポンド(およそ181.2億円)は前払いした」「広告収入や会員収入などで巨額の損失を被った」などと説明し、プレミアリーグ側が再交渉に応じなかったことを不服としているとのこと。

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PPTVの広報担当者は「プレミアリーグは二重基準を採用し、国内と中国の放送局を平等に扱わなかった。妥協点に到達するために最善を尽くしたが、法的措置を取る以外に選択肢はなかった」と語っているそうだ。