カラム・ハドソン=オドイ
もうひとりのワイドアタッカー、カラム・ハドソン=オドイもトーマス・トゥヘル監督の就任で利益を得た選手だ。ランパード監督の下でも悪くはなかったが、その良さを長時間見せることができなかった。
ハドソン=オドイは好成績を残したと思えばベンチに座ったり、奇妙なタイミングでチームから脱落したりした。ランパード監督にも様々なスターを扱わなければならない事情があったにせよ、彼にとっても難しい状況だったはず。
トゥヘル監督就任からは1試合あたり60分プレーできており、ウイングバックとして新たな道を開拓した。マウリツィオ・サッリに守備の問題を指摘されていた彼は、セサル・アスピリクエタのバックアップによってより自由な攻撃が可能になり、その才能を十分に発揮できる基盤を手に入れた。