現地時間5月5日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準決勝チェルシー対レアル・マドリーの2ndレグ。

レアルは守備陣に離脱者が続出しており、1-1の引き分けだった1stレグではマルセロが先発起用された。

だが、彼は敵地で行われる2ndレグには1人で向かうことになるようだ。『AS』がその理由を伝えている。

マドリッドでは5月4日に地方選挙が予定されており、マルセロはランダムで選出される投票所で働く担当者に指名された(彼は2011年にスペイン国籍を取得)。

この選挙人は市民の義務として定められているもの。ただ、法律では職業上の義務など特定の状況での免状を求める控訴も認められている。

実際、2019年にはレバンテGKアイトール・フェルナンデスが投票所での立会人に指名されたが、クラブの控訴によって免除が認められた。

【動画】マルセロ、久保建英にやられたゴラッソシーン

レアルも選挙管理委員会に免除の申し立てを行ったものの、その訴えは結実しなかったとのこと。

そのため、マルセロは選挙に立ち会った後にチャーター機でひとりロンドンへと向かうことになるようだ。チームは火曜日に敵地に飛ぶが、マルセロは翌日水曜に現地入りする予定。

レアルはチャーター機代2万ユーロ(262万円)も負担するそうで、マルセロが置かれた状況に怒り心頭だという。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら