サッカーウクライナ代表とキットサプライヤーのJomaは7日、2021新ユニフォームを発表した。

そのデザインにロシア政府が激怒したという新ユニフォームは、同日に行われた国際親善試合でお披露目となった。

Ukraine 2021 Joma Home

今回発表となったEURO2020新ユニフォーム。当初は昨年7月に発表された2020年モデルで大会に臨むと目されていたが、開幕直前で新ユニ発表となった。ただ、そのデザインにロシア政府からクレームが入り、物議を醸している。

新ユニは前面にウクライナ国土のシルエットを描くデザインだが、そこにロシアが併合を主張するクリミア半島、親ロシア分離独立派が実効支配するドネツクとルガンスクも含まれていたことから、ロシア側が強く反発していた。

だが、欧州サッカー連盟(UEFA)はデザインについて「問題なし」との判断を下し、本大会での着用が認められている。

ホームキットのカラーは伝統のイエローとブルーで構成。この2色は国旗色で、ブルーは空、イエローは小麦を表す。