EUROの試合中に心停止に見舞われたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン。
このほど、デンマークサッカー協会は「彼の手術は成功し、今日退院した。代表チームを訪問した彼はその後、自宅に戻り家族を過ごす」との声明を出した。
エリクセンはICD(植え込み型除細動器)を装着することになるが、『De Telegraaf』によれば、イタリアスポーツ心臓病学会会長がセリエAでのプレーは難しいと発言したという。
セリエAではICDを装着してのプレーは禁止されており、ルシオ・モス会長は「イタリアのルールは世界で最も厳しい。それが運動中の突然死が他国よりもはるかに少ない理由だ。プロトコルは非常に厳しい。よって、エリクセンをふたたびイタリアのリーグで目にするのは不可能に思える」と述べている。
『calciomercato』によると、インテルはエリクセンの代役候補としていくつかのオプションを検討しているという。
有力候補とされているのは、かつてインテルでプレーしたクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、そして、マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表MFドニー・ファンデベーク。
ただ、センセーショナルな候補として、ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールの名前も挙がっている。27歳になった彼は今月末でミランとの契約が満了になる見込み。