今季からローマの監督に就任することになったジョゼ・モウリーニョ氏。
チェルシーやレアル・マドリー、インテルなどで結果を残してきたが、その成功が長続きしないのも事実だ。『Record』によれば、本人はこんな話をしていたそう。
ジョゼ・モウリーニョ
「私は自分自身の犠牲者になっているようなものだ。できることならば、これは繰り返したくない。
私は勝って、勝って、勝ってきた。勝てないことは世界の終りのように思える状況に陥った。
自分のパーソナリティのせいで、勝つことが全てだと喧伝してきた。
勝つのがとても難しい状況になると、他の監督たちなら受け入れられるものであっても、自分にとっては不十分であり、失敗になる」
勝利至上主義を信条としてきたので、少しでも成功しないと自分も周囲も失敗だととらえてしまうと考えているようだ。
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また、選手との関係についてはこう話していたそう。
ジョゼ・モウリーニョ
「自分の選手たちには常にこう伝えてきた。君たちは私のなかに正直な男を見つけるだろうと。
君たちに真実を告げ、聞きたいことも聞きたくないことも言う。
いつの日か、彼らは私のことを悪い監督と言うかもしれない。
だが、私が誠実でも正直でもなかったと言う人間は誰一人いないだろう。
私はステータスによって選手を区別することはできない」
選手が聞きたくないことも口にするとしつつ、誠実かつ正直なやり方を貫いていることには自信を持っているようだ。