横浜F・マリノスは5日、「ザンクト・パウリからFW宮市亮を獲得した」と公式発表した。

宮市亮は1992年生まれの28歳。中京大中京高校を卒業後にアーセナルへと移籍し、それからフェイエノールト、ボルトン・ワンダラーズ、ウィガン・アスレティック、トゥウェンテへと貸し出された経験を持つ。

しかしそのなかで大きな怪我を繰り返してしまったことでなかなか一貫性ある活躍はできず、2015年にザンクト・パウリへと完全移籍した。

そこでも怪我の問題は続いていたが、このところはようやく継続的にプレーが可能な状況となっており、サイドバックもこなせるというユーティリティプレーヤーにスタイルチェンジしていた。

そして、今回ザンクト・パウリから横浜F・マリノスへと完全移籍することが決定。契約が満了になっていたため、移籍金は発生していない。

宮市亮

「横浜F・マリノスに加入することになりました宮市亮です。横浜F・マリノスという日本サッカーを創生期から牽引してきたトップクラブで日本でのチャレンジができることを嬉しく思います。

1日でも早くピッチに立ち、国内タイトル、そしてACL出場権獲得に向けて全力で戦い、チームとファン・サポーターの方々に宮市を取って良かったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」

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なお背番号については17に決定。すでに帰国後の隔離を終えているため、練習には参加することができているとのことだ。

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