2018年にチェルシーが8000万ユーロ(104億円)で獲得したスペイン人GKケパ・アリサバラガ。

1年目は正GKとして好プレーを見せていたが、その後パフォーマンスを落としたことで控えに転落してしまった。2019年にはマウリツィオ・サッリ監督と間で交代拒否騒動も勃発。

【動画】サッカー界が騒然…ケパ、問題になった交代拒否騒動シーン

ケパは『The Players Tribune』であの件についてこう綴っている。

ケパ・アリサバラガ(チェルシーGK)

「1年目はよかった。

リーグカップ決勝でのあの瞬間だけが最初のシーズンを汚すものだった。

ここでもう一度整理させてほしい。あれは全てが大きな誤解だった。

延長戦はマンチェスター・シティが支配していたので、PK戦までほとんど時間がなかった。

セーブをした後に足に違和感があったので、何もないことを確認するためにフィジオを呼んだ。それよりも何よりも、僕はチームに一息つけさせたかった。

サッリ監督を見ると、ウィリー・カバジェロをウォーミングアップさせていた。彼は僕がもうできないと思っていた。

いいか悪いかは別にして、僕の意図はチームのために時間を稼ぐことだけだった。プレー実行ができないような深刻な問題があったわけではない。

自分は問題ない、怪我はしていないというサインを送ろうとした。でも、ウェンブリーには8万人もの人達がいたので、サッリ監督はそれが分からなかった」