西澤明訓の渾身ボレー

2000年にモロッコで行われたハッサン2世国王杯で、日本代表は当時世界最強と謳われたフランス相手に大善戦する。

森島のゴールで前半に先制すると、後半ジダンの神業ループで同点にされたものの直後に勝ち越し。三浦淳宏の左からのクロスを西澤がジャンピングボレーで捉えると、シュートは世界最高峰のGKバルテズが守るゴールをものの見事に打ち抜いた。

この一撃は後に西澤が欧州移籍(エスパニョール、ボルトン)を果たす要因になったと言われるほどで、紛れもなく日本代表史上屈指の衝撃&超ゴールであった。

その後、日本は稲本の弾丸ミドルでフランスを脅かすも惜しくもバー直撃…。直後に追い付かれると、残念ながらPK戦の末に敗れている。

GK:楢崎正剛
DF:森岡隆三 松田直樹 大岩剛
MF:稲本潤一 名波浩 伊東輝悦 中村俊輔 中田英寿
FW:西澤明訓 森島寛晃

GK:ファビアン・バルテズ
DF:リリアン・テュラム、ブラン、デサイー、ビセンテ・リザラズ
MF:デシャン、エマニュエル・プティ、ロベール・ピレス、ジネディーヌ・ジダン
FW:ダヴィド・トレゼゲ、シルヴァン・ヴィルトール