28日、東京五輪・男子サッカーのグループステージ第3節が行われ、日本はフランスに4-0で破り、2大会ぶりのベスト8進出を決めた。
無傷の2連勝ながら2点差で敗れれば敗退の可能性もある状況で迎えたフランス戦。日本は怪我から復帰した冨安健洋がさっそく先発し、トップに上田絢世、左サイドには旗手怜央が入った。
試合は、センターバックにそれほどプレッシャーをかけてこないフランスに対し、日本が安定したビルドアップでペースを握り、27分、久保建英の3試合連続ゴールで先制。
34分には上田のシュートのこぼれ球を酒井宏樹が流し込み、2点差の勝利が必要なフランスに対して大きなアドバンテージを得る。
その後、酒井が今大会2枚目のイエローカードを受け、次戦の出場停止が決まったものの、選手交代をしつつ疲労のマネジメントを進めた日本。
70分に三好康児、91分には前田大然の今大会初ゴールが飛び出し、文字通りの完勝でグループステージ3連勝を飾った。
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日本は3日後の31日、準々決勝でニュージーランドと対戦する。