評価ダウン:MF堂安 律
6試合出場、1ゴール
数ある選手たちのなかから、栄光の「10番」を手に入れたのは堂安だった。しかしながら彼にとって、この東京五輪は大きな失望となったに違いない。
グループステージではこれまで全く噛み合わなかった久保建英とのコンビネーションも成熟をみせ、PKによる1ゴールを決めている。
しかし3ゴールを決めた久保の存在感が増したことが、かえって彼をやり難くしてしまったのだろうか。決勝トーナメントでは終始空回りしほぼ見せ場を作れなかった。
大一番でのスペイン戦では明らかに疲労が目立ち、延長戦を前に途中交代。その采配には疑問の声もあがったが、試合後に自ら「体がボロボロだったので代わって正解」と話している。