タイロン・カーク
現所属:引退
これまで所属したクラブ:スタンフォードAFC、マックルズフィールド・タウン、ボストン・ユナイテッドなど
逆に、プロのサッカー選手からホームレスになってしまったのがタイロン・カークだ。故郷のスカンソープ・ユナイテッドでキャリアをスタートさせたあと、様々な下部リーグのクラブでプレーした。
ところが、彼の父親が亡くなったことをきっかけに精神が不安定となり、鎮静剤に手を出してしまい、依存症に。プロ選手のプライドから医師に相談することができず状態は徐々に悪化していった。
しかも、その治療を行っている際になんと妻の浮気を知り、彼は絶望する。自暴自棄となった彼は家を飛び出してホームレスとなり、「もはや刑務所に行きたい」と万引や窃盗に手を染めてしまい、最終的には逮捕されることに…。
ただ、これをきっかけに立ち直った彼は、現在トニー・アダムスが設立した慈善団体と協力しながら配達ドライバーとしての仕事をこなしつつ、コーチングライセンスの勉強を進めているとのこと。