長谷部 誠

37歳になった現在もドイツの第一線で活躍している長谷部誠。

2010年W杯の直前、日本サッカー界は停滞した重苦しい雰囲気に包まれていたが、岡田武史監督により長谷部が腕章を引き継いで以降、再び成長の曲線を描いた。

自著『心を整える。』は彼の代名詞である。その誠実さ、謙虚さ、インタビューで慎重に言葉を選び、自分だけでなく全体に気を配れる彼は、最も「理想的な上司」の一人といえる。

気は早いが、きっと引退後も優れた指導者になってくれるはずだ。