ロイ・キーン

アイルランドが生んだ稀代の闘将。その恐るべき闘争心とリーダーシップによって母国とマンチェスター・ユナイテッドの主将を任され一時代を築いた。

彼は昔気質な妥協を許さぬ戦士であり、闘えない者はそれが仲間であっても容赦せず。その激しさのあまり、今を時めくアーリン・ホーランの父親に怪我をさせ引退に追い込んでしまった過去もある。

現在は解説者となっているがその激しい気性はいささかも変わりがなく、現代の選手たちに対しても歯に衣着せぬ発言でたびたび物議を醸している。

そんな彼については時代遅れであるとの見方もあるが、むしろこんな時代だからこそそのメンタリティが求められているかもしれない。