ディミータル・ベルバトフ
当時トッテナムのエースとして得点を量産していた天才FWを狙っていたシティとユナイテッド。当時起きた顛末について、『Independent』が伝えている。
スパーズとシティが3400万ポンド(49億円)の移籍金で合意した後、ベルバトフはマンチェスター空港へ向かった。その際、ユナイテッド側が空港で交渉することは許されていないはずだった。
だが、待っていたのはシティ関係者ではなく、サー・アレックス・ファーガソン。
ルールに抵触しかねない危うい賭けだったが、結局はユナイテッドが3075万ポンド(44億円)の移籍金で合意。後年、ベルバトフは「彼は個人的に空港まで迎えにきてくれた。衝撃的だった」と述べている。