カメルーン代表の名選手サミュエル・エトーが、協会の会長選挙に立候補したことを明らかにした。
サミュエル・エトーは1981年生まれの40歳。15歳でレアル・マドリーの下部組織へ移籍し、マジョルカやバルセロナ、インテル、チェルシーなどでプレーした。
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カメルーン代表としても118試合に出場して56ゴールを決めており、ワールドカップにも4大会に渡って出場。世界的にもトップレベルのストライカーとして活躍を見せた選手だ。
引退後は母国に戻って様々なビジネスを行ってきたことで知られるが、今回サッカー協会の会長に立候補したという。
サミュエル・エトー
「カメルーンサッカー連盟の会長に立候補したことを発表できるという事実を光栄に思うよ。慎重に検討した結果。カメルーンへの愛情とサッカーへの情熱から、この決定を下した。
私にとって、これまでに受けたあらゆる賞賛を私に授けてくれた祖国に奉仕できることは光栄だ。タイミングが重要なので、この特別な機会に私は立ち上がることにした。
待つことは選択肢にない。サッカーを再建する時が来たのだ。世界の他の地域は進歩している。我々は国で最も人気あるスポーツの刷新を遅らせることはできない。
数カ月後には、カメルーンはアフリカネイションズカップを主催する。アフリカの各国から選手やサポーター、ジャーナリスト、観光客を歓迎することになる。
これは我々の国がこれまでに生み出してきた素晴らしいタレントと、我々のサッカーコミュニティの強さを世界に誇示するチャンスにもなる。
我々はポール・ビヤ大統領や政府が投資した多大なる努力に応え、我々の国の権威にふさわしいインフラを提供する必要がある」